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369号(2025年12月24日発行)
クリスマス
晩秋の飛鳥山で
I.S

  10月30日朝の冷え込みに空模様を気にしつつ飛鳥山博物館に出かけてきました。 2階の展示室では特別展覧会が開催中でしたが今回は1階の常設展示室を学芸員の方に説明をしていただきながら観覧しました。
  私達の住む北区はどのように出来上がってきたか。おおよそ3万年前に遡り大地の成り立ち、 氷河期から太古の狩りや武器に黒曜石で鏃や弓矢が出土しています。 縄文人のくらしでは土器があり、ずっしりと重い下部が丸く中央がくびれて 四方にとがった持ち手のような形、大きなコップの形をしており、 2点とも縄模様がくっきりと触れました。竪穴式住居と高床式穀物倉庫の 一部が再現されて触れることもできました。赤羽台では古墳も発見されていて 埋蔵品の中の「勾玉」はめのう石でつるっとしてとっても可愛らしかったです。 中里貝塚は700年分の地層を剥ぎ取り標本にして展示してあり、 これはきっと圧巻でしょう。ここで出土した今でも食卓に上がる○○と○○の貝を触り、 食の文化にも触れることが出来ました。貝の名前は?と気になった方は どうぞ飛鳥山博物館へでかけてみてはいかが。1時間があっという間でした。
  同行してサポートしていただいたSさん、そして中央図書館から 博物館に異動されたIさんにもお目にかかれ嬉しかったです。

飛鳥山博物館1階常設展示では、北区の歴史や自然、文化を14のテーマに分けて展示しています。 視覚障害者向けに説明をお願いしたところ、学芸員さん2名の説明つきで1時間案内してくれました。また触ることができる「黒曜石・勾玉・土器・貝」なども用意されていました。対応に感謝するとともにさらに「こうしたらもっとわかりやすい」 などの感想も飛鳥山博物館に送信しました。(S)

飛鳥山博物館



障害者作品展にはじめて参加しました


T.Y

  私は今回初めて「点字で名刺作り体験」のお手伝いに参加しましたが自分にきちんと役割が果たせるだろうかと不安な気持ちでした。
  まず先輩方の様子を見学させていただいてから始めました。点字器の使い方、紙の裏側から左右反転させて打つなど、点字のルールをお話しすると体験者の方が「そうなんですね!」「難しいですね!」などとおっしゃって、1年半前の初めての講習会での自分を思い出しました。
  体験は障害者の方もいらして、意思の疎通の難しい方や、中途で失明されて点字は分からないけれど、ご自分のお名前の点字を知りたいという方などは、私が代わりに打ちました。また難聴の方には、唇を読んでいただいて説明しましたが、手話のできる方の通訳のおかげでスムーズに名刺作りができました。
  今回相手の立場に立って、どのように説明すれば伝わるのか、どのようなお手伝いが必要か考える良い体験ができました。




今月の活動報告

打ち出し関係
  • 図書館情報458・459 6部
  • 北区の部屋だより196号 9部
  • ぽけっと12月号 7部
  • ぷらざ通信12月号 7部
  • 会報(六星会だより)368号 12部
  • 団体依頼発送元シール 35枚

活動
  • 中央図書館避難訓練参加 11月27日

  • 障害者作品展参加 6日

  • 図書館活動区民の会 役員会13日、ユニバーサル部会 14日

  • 中央図書館ナイトツアーのリハーサル 16日

  • 滝野川文化センター子どもひろば打ち合わせ 20日

  • 日本点字図書館点訳者講習会「点字と点字図書館の歴史」(動画にて)

  • 中央図書館・滝野川会館・北とぴあ 自販機タックシール貼り直し



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